犬や猫に利き手はあるのか
皆さんこんにちは。
人間には左右の手のうち、日常的に使用する利き手があります。
全人類の約90%が右利き、約10%が左利きと言われており、ハサミや自動販売機、改札など、日常生活で使用するほとんどのものが右利き用に製造されています。
利き手は先天的に決まっており、途中で矯正などしない限り一生変わりません。
利き手は人間にしかないものなのか、犬や猫などの動物にもあるのか調べて行きます。
動物の利き手
犬や猫は日常的に両手を使用していますが、人間と同じように、優先的に使用する利き手は存在するようです。
しかしながらその時々そしてその用途により使用する手が変わるため、一概に片方の手ばかり使用する完全な利き手というものは存在しないようです。
確認方法
おやつを少し遠くに置いてみる
目的や用途により使用する手が変わるため、利き手の判別は様々な試行方法を用い、そして多くの試行回数で確認します。
一番わかりやすいのは、手を伸ばせば届く位置におやつなどを置いてみることです。
届くか届かないかギリギリの位置におやつを置くと必ず片方の手を伸ばして取ろうとするので、そちらの手が利き手であると判別できます。
しかし置く位置によっては右手に近いのであれば右手、左手に近いのであれば左手を使用してしまうため、試行回数を増やし、数十回〜数百回試すことで利き手を判別できます。
その他としては
◯鼻にテープや輪ゴムなどを付けてみる(嫌がるようならすぐにやめること)
◯寝てる時、体をどちらの方向に倒しているか見る
◯段差を上り下りする時、どちらの手を先に出しているか
◯ドアを開けてほしいときに、どちらの手でドアを叩いているか
など挙げられます。
愛犬、愛猫にも利き手があるって面白いですね。
普段使用している利き手を使用しなくなった場合には手を怪我をしているなど、怪我の初期症状の判別に役立ちます。
自宅にペットがいる方は是非。