悪循環閑話

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アルカリ電池とマンガン電池について

皆さんこんにちは。

乾電池はアルカリ電池とマンガン電池の二種類が販売されています。

今回はアルカリ電池とマンガン電池についてご紹介します。

 

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アルカリ電池とは

 

アルカリ乾電池(アルカリかんでんち)とは、主に一次電池として使われている乾電池の一種で、正極に二酸化マンガン黒鉛の粉末、負極に亜鉛、水酸化カリウムの電解液に塩化亜鉛などが用いられている。JISでの名称はアルカリマンガン乾電池となっている。 アルカリ乾電池は電解液が水溶液であるため、使用時でなくても亜鉛の自己放電と水素発生反応が同時に進行する。

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アルカリ電池はマンガン電池の上位互換と言われており、ほとんどの場合でマンガン電池よりも長持ちでパワーも上回っています。

昔までは自己放電が多く、リモコンやガスコンロなどの消費電力の少ない機器には適さないと言われていましたが、現在ではその性質も改良されており、どのような場面でも使用することが出来ます。

 

マンガン電池とは

マンガン乾電池マンガンかんでんち)は一次電池の一種で、正極の減極剤(復極剤)として二酸化マンガンを用いたものである。別名、ルクランシェ電池。

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マンガン電池はアルカリ電池と比べると容量は少ないですが、しばらく休ませると電池が回復する性質を持ちます。

この性質により、昔はテレビのリモコンやガスコンロの点火は消費電力が少なく、待機時間も長いため、マンガン電池が適していると言われていました。

現在ではアルカリ電池は改良されているため、マンガン電池はほとんどの場面で下位互換となります。

ただしマンガン電池はアルカリ電池と比べると安価なので、リモコン、ガスコンロ等での利用であれば購入しても良いです。

 

どちらを購入するか迷った際は、アルカリ電池を購入しましょう。