住所の「番」と「番地」の違いは?
皆さんこんにちは。
住所について深く考えた事はありますか?
住所は行き先を探したり、自宅の住処を表したりと普段の生活において、なくてはならないものです。
先日ふと、住所によって「○○番」、「△△番地」と表記が異なることに疑問を感じました。
僕の家の場合は「番地」ですが、実家は「番」でした。
その今回は「番」「番地」の使い分けについて調べていきます。
「番」「番地」の違い
「番」について
○丁×番△号と書いてある方を住居表示と呼びます。
これは土地所有者に対して国や市町村が土地所有者ごとに割り振りした番号のことで、
普段の生活において自身の住所を唯一無二のものとするために指定されています。
町名のみだと土地の所有者の変更、土地の分割・統合を行った場合にも町名変わらず、住所が正確でなくなり、郵便物が届かないなどの支障をきたしていたため、番号が振られました
「番地」について
「番地」は元々、登記簿の管理や、官公庁の書類上使用されていました。
○番△号とは異なり、同じく区画内にいくつかの建物が建てられていると住所が正確とは言えません。
マンション等であれば番地のままでも郵便物などの配達を容易に行うことができます。
日常で使用する分には番、番地どちらを使用しても問題ないようです。
最近は解消されつつありますが、岐阜県岐阜市鷺山1769番地2は約250世帯が同じ住所に暮らしているそうです。
届け物はまず届かないでしょうね。
イヤらしいものなど買いたくなった時は…。