サンクコストバイアスとは
サンクコストバイアスという言葉をご存知でしょうか。
和訳すると埋没費用といい、
すでにお金や時間を支払ってしまったという理由で、必要のない(結果的に損となるような)取引に手を出し続ける心理のことを言います。
身の回りで言うと、
○映画を借りて見ていたが途中で飽きてしまったのにも関わらず最後まで見た。
○ゲームセンターで欲しくはないが取れそうな景品があり、一度では取れず何度もお金をつぎ込んでしまった。
○多額の課金を行なったスマホゲーに飽きてしまったが、ログインボーナスだけは欠かさずゲットしている。
○外食の際に頼んだ商品が大盛りでお腹はいっぱいだっだが無理して最後まで食べきった。
皆さんの今までの人生を振り返って見てください。
同じような体験をしたことがあるのではないでしょうか。
このように、何事に対しても「勿体無い」と考えてしまうことをサンクコストバイアスと呼びます。
サンクコストバイアスは心理学の1つとされており、この状況にならないよう考え、行動することで自分自身の生活をより豊かにすることが出来ます。
しかし人間は誰でも必ずこの心理に陥ってしまいます。買ったから最後まで使う、食べると言う考えは昔では当たり前でしたが、現代の日本においては自分をダメにしてしまう考え方と言えます。
勿体無いから取れるまでやる
→お金、時間が減り、欲しくないものを得た
勿体無いから最後まで食べる
→不健康、太る原因となる。
自分の将来に本当に役に立つのか、客観的に物事を考えてみましょう。
少しの「勿体無い」を削るだけで、その分他の物を買えたり、時間を有効活用できますね。
僕はと言うと、Amazonプライムがまさにそれです。。
無料配送の機能を使うだけでは勿体無いと思い、映画やドラマ、漫画、音楽など
とりわけ見たいものがあるわけではないですが、とりあえずテレビで見ています。
この時間を有効活用する事で他のビジネスや趣味に当てられるため、映画などは見たいもの以外は見ない。
というより、Amazonプライム会員になっていること自体が必要か見直す必要がありそうです。。
皆さんも週に1度自分を見つめ直す時間を作ってみてはいかがでしょうか。